
ヒトはお得が好き。
損得の判断はシンプルで分かりやすいのよ。
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得を積みたいもんね。
字が違うのよ。
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子育てでは、正確な情報を得ると楽になる事がたくさんあります。その中の一つが、特性についての情報を得る事だと思っています。ここで大切なのが、「正確さ」です。はるか昔から続く、井戸端会議で伝聞される内容ではありません!素性もよくわからない、n = 2〜3程度の情報を鵜呑みにしてはいけません。専門家というヒトの「話」も当てになりません。ニセンモンカが世の中にはたくさんいます( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
頼れるのは、自分。自力で調べ、納得することが最善の策です。
が、調べる方法自体がよくわからない(T ^ T)という方もいると思います。ほんっとーーーーに、これだけは言いたい。騙されないで欲しい。嫌なこと言ってくる奴もいっぱいいます。メンタルやられないで欲しい。ギフテッド子育てで一番の要は、母の身体です。調べられない場合、中途半端に調べない方が良いとすら思います。そのくらい、世に出回る情報は酷いものが多いです。
私が書く経験談も、結局は n = 2〜3です。対象は、私と画伯と父という血縁者だけです。論文も一応ざっと漁りましたが、実験方法に対し疑問が絶えませんでした。ゆえに、漁るのやめましたwww。文部科学省が、いわゆるギフテッド支援をする際に出した特性については、こちらにまとめてあります。
ここからは本題٩( 'ω' )و
毎回、本題まで長っと思われますよね。先生の余談が長すぎて、授業が始まらないやつと同じだと思って、、、生ぬるい目で見てくださいm(_ _)m
本題「ギフテッドと分けられることがお得なのか?」正直、私にとってはお得でしかありません。対処法がわかるのは勿論、2022年度からは行政の支援対象になったので、手厚いケアが受けられます。ただし、このケアも申請しなければならないため、知らないと受けられません。そもそも、学校選びの時点で、支援が簡単にできる学校とそうでない学校があります。よくある釣りサムネの、知らなきゃ損!というやつです。
画伯の入学は、ギフテッドとわかる前ですが、トラブル(主にイジメ)があっても適切な対処ができると思われる学校選びをしていました。そもそも、私の母校です。公立であろうと学校と先生の質は平等ではありません。筑波大学附属駒場が良い例だと思います。画伯に対応してくださった先生方には、感謝してもし切れませんし、画伯の立派に育った姿をお見せし恩返しをするしかない!と思っています。
ここからは、画伯の具体例を交え、得する5点をご紹介します。
①無理に寝せなくて良い
「眠くないなら寝なけりゃいい。」
このセリフを簡単に言えるようになりました。以前は、22時に一緒に布団に入り、寝るまでつきっきりでした。どうせ寝ないのに、23時過ぎまで布団の中で過ごすあの時間、、、。無駄でしかない( ´∀`)お互いに良くない。
ギフテッドが寝られない原因は、脳が活動的すぎる事だと言われています。精魂つき果てるまで寝られません(画伯が0歳の時に知りたかった)。いくら日中に走り回ろうが、寝ない時は寝ない。これを知るだけで、寝ない事に対するモヤモヤがどれだけ解消されたかわかりません。毎晩毎晩、寝かせるためにどうするか考える必要が無くなりました。これは、私にとって大きな出来事です。
最近の就寝時刻は23時を超えています。24時ちょい前が多いかな。起床時間は9時頃が多いです。睡眠時間の確保はできています。
ちなみに寝られない現象は、生まれた瞬間から始まりました。寝つきまでに要する時間も夜泣きも、人並み外れていますwww。
赤ちゃんを連れ歩くと頻繁に起こることですが、子育て経験者達が唐突に話しかけてきます。私がゲリラBBAと呼ぶ彼女たちは、聞いてもいないのに子育て情報を浴びせかけてきます。「1ヶ月になったら寝るわよ、3ヶ月もすれば、半年もすれば、1歳になれば、、、寝るわよ」と教えてくれちゃいました。こっち何も言ってないのに、一方的に喋るのやめてほしいwww。寝不足に見えましたかね?
「いや。寝ませんけど?(・Д・)?」
そんな簡単に寝るなら私だって眠れたでしょうよ。カフェイン中毒になんてなりませんよ。←これに関しては寝ない特性以外も絡んでくるのでこちらもご覧ください。
画伯が一度も起きずに通して寝るようになったのは、小学生になるかならないかの頃でした。約6年間、私はきちんとした睡眠をとっていませんでした。今考えたらすごいよなぁ。若さと勢いで乗り切った感。
②できない事への執着をプラスに捉えられる
できない事に執着した時は、パニックになります。泣くだけならまだしも、怒りの矛先は私に向けられ、怒ってきます。怒り狂うΣ('◉⌓◉’)何度注意しようが、お構いなしでした。ほんっとストレス!!!!!何がって、私何も悪い事してないのですよ!?なのに、ガチオコ!!!!!はぁ!?ですよ。怒らない、優しいと有名な私が、ガチオコ返しです( ´Д`)。何百回やったか〜はぁ〜。公文でも何度も騒ぎ、先生にもご迷惑をおかけし続けました。先生の懐の深さと理解に感謝してもしきれません。
最近もガチオコらないわけではありませんが、諦めずに何百回と注意し続けた効果が出てきたのか、外部に怒りを向けないような対処ができるようになってきたように思えます。問題だったのが、本人がやりたくてやっているわけでは無いこと、ほぼ無自覚な事でした。いつかわかってくれると、耐えて諭し続けた私。偉すぎるw。
覚書のため、具体例を挙げておきます。
3歳になりたてで始めた公文(公文を始めた理由はこちら)。あれよあれよという間にD教材に到達すると事件は起きました。
0が気に食わない。0は書きたくない。0は意味がわからない。0の場所にシールを貼り出したのです。その思考に追い打ちをかけたのが、2桁かける2桁の計算が「書けない」ことでした。理由は、記入欄の狭さでした(公文の用紙はB5)。頭ではできるのに、手の成長が追いついておらず書くことができないのです。脳と体の成長差で彼の脳はパニックをおこし、公文で苦悶。もちろん号泣したので、やめようと止めましたが、やると言って聞かない。紙に書き続けようとしてぐっちゃぐちゃ。紙を大くする提案もしましたが、公文の紙は小さくないとダメと言って聞かない(最近もこれで一悶着ありました)。私も先生も慣れているとはいえ、毎回これが続いて彼に何かメリットが?と考え、先生と画伯と話し合って辞めました。公文再開の記事はこちら。
このような出来事は日常茶飯事です。できない事に取り憑かれ、やめられない事があるのです。
このストレスマックスな出来事も、画伯の才能ゆえと思えば仕方ないと思えます。
③しつこくてもOK!と思えた
画伯はとにかくしつこいのです。こんなにしつこかったら、嫌がられるのでは?と思い、しつこさはどうすれば解消されるのか?を悶々と考えていました。ヒトとのコミュニケーションにおいては、なかなか厄介だと思います。
でも、特性を知った結果、しつこさの原因が、脳内の未解決問題にあるのだとわかりました。これは、研究に必要不可欠の能力です。例えば、画伯が元素について知った時、中性子・陽子・電子の話だけでは納得できませんでした。画伯は自ら、素粒子のような存在に話を及ばせてきます。聞いたことを鵜呑みにせず、しつこく深掘りするからこそだと思います。素粒子の話をすると、そこには更なる未解決問題が蓄積されている事がわかってしまいます。「未解決であることを理解する」というのは、とても大切な事です。
画伯は、現代の未解決問題まで到達して、初めて納得します。納得していない時も多々ありますが( ・∇・)それでも、これ以上は私は答えられないので、知りたかったら自分で研究してください。と、話に一区切りつけることができるので、私の最善は尽くしている気になれます。
一つのことに執着することは、過去の生存戦略においては不利でしたが、現代ではプラスに働くことばかりです。どうにか、周りの大人の最善の努力を受け取り、画伯がしつこさの能力を発揮してくれることを願います・:*+.\(( °ω° ))/.:+
④学校が配慮してくれる
何かしらの特性を持っていると診断(ギフテッドは正確には診断ではありませんが)された書類を持ち込むと、学校は配慮をしてくれます。逆に言うと、何の確証もなく学校は動けません。それが公的機関です。初めて学校で支援の先生と話した際、IQ検査を受けることを勧められましたが、私は一度断りました。画伯が数値に敏感すぎるからです。それでも支援の先生は諦めず?w、検査の妥当性と必要性を私に教えてくれ、その説得のおかげで画伯は行政的な支援を受けることができるようになりました。もちろん、学校生活の配慮もです。画伯に意味のわからない事を押し付け、画伯を否定していた先生も、その診断書一つで黙らせることができました!!!!無能ほど他者評価に弱い_φ( ̄ー ̄ )言ってもわからないなら、この葵の御紋を見よ!!!!的な。黄門様か。
⑤今の苦手を先延ばしにできる
画伯は、脳の情報処理速度が特に優れているため、それをアウトプットする能力との間に差が生じ、漢字を書く事自体が苦手です。難なく読める漢字も書こうとすると上手く書けません。漢字を図形認識し、いわゆる外国人のような捉え方をしていると思います。
でも、これは今だけのようです。身体機能が整ってくると、書く事への苦痛が軽減されるそうです。今、できないのであれば、他のことをすれば良い。無理に書く必要は無いし、時がきてできるようになるのなら、放っておいても大丈夫と思えました。ちなみに、私は今の世の中で漢字を書く能力自体が必須ではないと思っているので、将来的にできなくとも放っておいていました。ただ画伯本人が、できないと思い込みその点を悲観していたので、大丈夫だよと伝えることはできました。
2025年、10歳になった画伯は、自分で作った漫画のような四コマのような本を書いており、執筆のために漢字をゴリゴリモリモリ書いています。電子辞書片手に、一生懸命調べながら書くことで、かなりの漢字を覚え書けるようになったようです。数年前まではできなかったことが、一瞬でできるようになるから不思議です。何かの鍵が開いたような。そんな感じがします。見ていて面白いϵ( 'Θ' )϶