まず、一般的に言われる特性などはこちらをご覧ください。
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【子育て】ギフテッド児とは?(一般論)
「特定分野に特異な才能のある児童生徒」これが日本で決められた呼び名です。 この呼び名を決定した、文部科学省の長〜々〜としたタイトルの会議資料に目を通すと、日本的解釈による定義が書いてあります。 ご一読 ...
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画伯は、ウィスク検査で英才型と判断されています。ここでは、英才型の特性を書いていきます。
2E型については、他の方のブログなどがたくさんありますので、そちらをご覧ください(英才型ブログはほとんど無かったので、私が書こうと思いました)。
ここでは、『①強い好奇心や感受性、②豊かな想像力、③高い身体的活動性、④過敏な五感などや⑤機能間の発達水準に偏りがある。by文科省』を元にまとめていきます。
①強い好奇心や感受性
質問が湧き出る
豪雨の時。マンホールの蓋を押し除ける水圧。止められぬ水の流れ。
あれです笑。
蓋なんてしまりません。もう、質問でびっしゃびしゃ。母である私は、質問に答え、一時的にでもマンホールの蓋を閉めるべく、必死に勉強をしております。
思い出:Wiiのリモコン内でアルカリ乾電池が液漏れしていました。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけそれを触ってしまった画伯は、その瞬間から電池に目覚めます。なぜ液が漏れたのか、液は何なのか、触っても大丈夫だったのか!?高校物理で最も苦手だった電池。専門家の友達を画面内に召喚し、20年前の知識を総動員しても、画伯を納得させられるだけの答えを用意できませんでした。それから私は、幾度も本屋の科学コーナーに通い、何冊も本を買い、勉強し、、、最終的に専門書を手渡して諦めたのでした笑。苦手克服に歳月は関係なかった。
専門知識がある
○○博士と言われるような子どもだと思うとわかりやすいと思います。怒涛のように喋り、興味のある専門分野の知識を披露してくれます。話がめちゃくちゃ面白い。そんな事まで覚えたの!?なところまで覚えています。
思い出:小学校低学年だった画伯は、ペンギンの参考書(専門家用)をランドセルに詰めていました(クソ重いランドセル運んだの私w)。学校設定の読書の時間や、隙間時間を見つけては読んでいたそうで、1学期を終え戻ってきた本はボロっとしていました。小さい文字で書かれた注釈までも目を通しており、ペンギンを見ては、このペンギンは○○の特徴があるから○○ペンギンだね。だけど、○○ペンギンと決めつけられるかな、、、△△ペンギンと○○ペンギンは□□に違いはあるものの見分けが難しい時があるからなぁ。環境の違いが見えると良いんだけど、、、。などと教えてくれます。
お主、なぜ読めるのだ!?
文章を読んで理解するスキルは、YouTubeのテロップから身につけたようです。
もちろん、科学系YouTube!ではないです笑。マイクラ系です。耳から聞く音と、目で見た文字を脳内で参照し、大人が日常困らないレベルまで理解していました。すご。
画伯が好んで見ているチャンネルはこちらです。見過ぎは良く無いと思いますが、効率良く学ぶ手段として、最強の味方です。
学べる系
しょっちゅう泣く
すぐ泣きたくなります(弱いとかじゃないのわかってほしい)。うるうるしている事も多々あります。それは、感動や悲しみでは無い時でも起こります。なぜ泣いてる!?というような事も頻繁に起こり得るのです。
わからない事やできない事があっても泣き、その事象にしがみついて離れられなくなります。
思い出:3歳頃、ノリで通い始めた公文。ノリノリで進んだら、できないじゃなく書けない事件勃発。D教材の記入欄が狭く、書きたいのに書けない、他の場所には書きたくない。絶対ここに書きたいと言って号泣。やめさせようとしてもやめられない。大暴れ。画伯と公文の先生と話し合って、半年ほどで辞める事になりました。
②豊かな想像力
想像力は知に基づく
想像力豊かというのは、想像の源が多いとも言えます。何にでも興味があり、知っていて、様々な角度から物事を見る事ができる。だからこそ、現実世界では不可能そうな事を、可能にした世界を作り上げられるのだと思います。
思い出:画伯の頭の中には楽しい世界が広がっています。そこでは、環境問題や人口増加、死生観などが現実世界と全く違っています。解決されない理不尽な問題に直面すると、その世界について話してくれます。知ってしまうからこそ、嫌な事の無い世界を作る事ができているのだと側で感じています。
③高い身体的活動性
生後8ヶ月で走りまわる
脳機能につられてなのか、体の準備が整う前に、いろんな事をしたがった画伯。同じ風景しか見られない寝転んだ姿勢は大嫌い。抱っこされるのが好きというのもありますが、加えて、常に移動を求めてきました。6ヶ月には立ち(立たせろーーー!!!と泣くので、脇を支えて常に立たせていたら立てるように)、8ヶ月で走りまわっていました。
思い出:ハイハイをすっ飛ばした上に、特に頭の比率が高い月齢。尻をつく、という当たり前そうなことができませんでした。棒のように倒れる画伯を支えるため、寝ている時間以外はほとんど、画伯の後ろに付きっきりでした。今では当たり前に売られている、頭ガードの商品も当時はなく、ぬいぐるみの猫に紐をつけて背負わせていました。赤ちゃんが、猫を背負って街中を歩き回る。当時は街中のおばさんのアイドルでした。
やってみたらできる
頭が良いのは有名?なのですが、運動もできますし、体を動かす事自体がとても好きです。更に、体を動かす事で脳も活性化されるのか、動けば動くだけ頭が回っているように思えます。逆に、動かないと頭の回転まで落ちるような感覚が見て取れます。
思い出:スキーに家族で数回行っただけで、パラレルができるようになった。20mシャトルランの結果が良くなかったので、コツを教えつつ練習したら、ひと夏で運動ガチ勢に次ぐレベルまで到達(早生まれなのにすごい)。
④過敏な五感
眠れない
脳の活動が活発なため、寝付く事が非常に苦手です(ベビー期からずっと)。気になる事があると尚更です。一旦の解決がされないと眠る事ができません。納得したと思っても、大体のことに納得はしておらず、朝イチで夜の続きの話が始まったりします。寝てた時間はどこへ??
思い出:ある日の23:00。寝たな。と思いチラリと見たら、ニヤリと笑う画伯。そして言うのです。リチウムって爆発するもんね( ´∀`)。いやいやいや、寝たんじゃなかったの!?リチウム爆発するもん、、、ね???誰と!?誰と今リチウムの話してた!?これが日常です。
音楽大好き♬
五感が優れているからか、音楽が大好きです。特に歌う事が好きでよく歌っています。音感リズム感が良く、練習しなくとも上手く歌う事ができます。
大きめの音量でBGMが流れていた、カフェでのランチ中。6ヶ月過ぎの画伯が唐突に人差し指を立て、、、満面の笑みで的確にリズムに乗り始めたのです。まるでDJ笑。方足立ち習得後は、片足でトントントンとリズムを刻む事が多かったです。
⑤機能間の発達水準に偏り
読めるけど書けない
大人の参考書レベルを難なく読む割に、「木」という漢字を何度教えても、教えた通りに書きませんでした(たぶん書けなかった)。当時は、ギフテッド児の事などわかりませんから、なんで教えた通りに書かないの?と何度も聞いた覚えがあります。本人は、教えられた通りに書いていると思っていて、何度もすれ違いが起きていました。
「頭の回転が速い=何でもできる」ではない
特に生活において顕著です。何度言われようが、怒られようが、興味のない事は画伯の脳内ゴミ箱行きです笑。
落ち着きがない独り言が多い
多動のような動き方ではありませんが、落ち着きがありません。踊る歌うは日常です。また、計算中など集中していても常に何かを触っていたりします(コードのようなものが好き)。独り言も多く、考え事が全て口から漏れていたりして面白いなと思います。
まとめ
英才型ギフテッドがどのような人たちか、想像がついたでしょうか?周りにもこんな感じの人いますか??
ギフテッド児の割合は、数%と言われています。30人クラスであれば、1人くらい居る計算です。もちろん、飛び抜け方などの差はあります。困り事も人それぞれです。困っていない人もいます。
読んでくださったとしても、特別扱いに抵抗を感じる方もいるはずです。
それでも、知ってもらう事で変わる事があるのなら、知って味方ができるのなら、できる限り知っていただきたいのです。
お読みいただき、ありがとうございます。これからも、色々と書いていきますので、時間が許す限りお読みいただければ嬉しいです!!
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