
分類が必要な理由、、、ヒトはグループに分けて考えると理解しやすいからだよね。
ヒトも植物も、生まれながらに持った性質と進路が似てるのよ。
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大学が学部学科に分かれてるみたいなものかな。
、、、そうかしら???
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あらゆる分野の科学を考える時、分類がとてつもなく役に立ちます。というか、分類が無いと科学が成り立たないと言っても良いほど、大切な分野です。ヒトは、区別をすることで思考を深めることができるのです٩( ᐛ )و
植物を育てる際、分類学が役立つポイントはたくさんありますが、コンパニオンプランツを考える時には必須と言えます。例えばマメ科は、栄養分を供給してくれる根粒菌と共生関係にあり、近くの植物はそのおこぼれを頂戴することができます。マメ科には、そりゃぁもう、、、1万を軽く超えるほどたくさんのマメ仲間が分類されています。こんなに多くの種類が、同じような性質を持ち合わせている事が驚きです。個々の能力を考えると途方もないけれど、グループで考えれば一気に単純化できるのです(*⁰▿⁰*)
科類 | 植物 |
---|---|
マメ科 | サヤインゲン・サヤエンドウ・エダマメ・ソラマメ・ラッカセイ・シカクマメ・ヒヨコマメ・パンダマメ・ハッカマメ・アズキ・ダイズ・インゲンマメ・クローバー・ヘアリーベッチ |
ナス科 | トマト・ナス・ピーマン・トウガラシ・ジャガイモ・シシトウ・ホオズキ |
ウリ科 | キュウリ・スイカ・メロン・カボチャ・ズッキーニ・ゴーヤー・ヒョウタン・ヘチマ・ユウガオ |
キク科 | マリーゴールド・ゴボウ・シュンギク・ヤーコン・レタス・トレビッツ・ヒャクニチソウ・セイタカアワダチソウ・ヒマワリ・アザミ・タンポポ |
アオイ科 | オクラ・コモンマロウ・タチアオイ |
アカザ科 | ホウレンソウ・オカワカメ |
イネ科 | トウモロコシ・ライ麦・ソルゴー |
セリ科 | ニンジン・パセリ・ミツバ・セロリ・パクチー・ディル・フェンネル・キャラウェイ・アシタバ・パースニップ |
アブラナ科 | ダイコン・ラディッシュ・ハツカダイコン・カブ・キャベツ・メキャベツ・ブロッコリー・ハクサイ・カリフラワー・コマツナ・ミズナ・チンゲンサイ・コールラビ・ルッコラ・ナスタチウム・ナノハナ |
キンポウゲ科 | ニゲラ |
タデ科 | ソバ・ルバーブ・イタドリ |
ヒユ科 | コキア・スベリヒユ |
ヒルガオ科 | サツマイモ・クウシンサイ・アサガオ・ヒルガオ |
ヤマノイモ科 | ナガイモ・ヤマイモ・ツクネイモ |
ユリ科 | ユリ・ネギ・タマネギ・チャイブ・ニラ・ニンニク・アスパラガス・ギョウジャニンニク・ラッキョ・アリウム・スノードロップ・チューリップ |
シソ科 | シソ・ボリジ・ラベンダー・セージ・タイム・オレガノ・ローズマリー・ミント・レモンバーム・アジュガ・ラムズイヤー・ホトケノザ・ハッカ |
ショウガ科 | ショウガ |
ムラサキ科 | ボリジ・コンフリー |
アマ科 | フラックス |
アヤメ科 | サフラン |
ヒガンバナ科 | ヒガンバナ・スイセン・ヒヤシンス・アマリリス・イチジク |
バラ科 | バラ・ラズベリー・イチゴ・ブラックベリー・レンギョウ・ワイルドストロベリー・モモ・ウメ・サクランボ・ナシ・サクラ・リンゴ・ユスラウメ・アンズ |
ツツジ科 | ブルーベリー・クランベリー |
スグリ科 | カシス・レッドカラント・ホワイトカラント・グスベリ |
ブドウ科 | ブドウ |
クダモノトケイソウ科 | パッションフルーツ・トケイソウ |
ナデシコ科 | ナデシコ・カスミソウ・ハコベ |
サトイモ科 | サトイモ |
ツユクサ科 | ツユクサ |
トクサ科 | スギナ |
オオバコ科 | オオイヌノフグリ |
ヤナギ科 | ポプラ・ヤナギ・シラカバ |
ムクロジ科 | フウセンカズラ |
モクセイ科 | ライラック・キンモクセイ・ジャスミン・オリーブ |
マタタビ科 | キウイ・サルナシ |
え!?あれとあれが同じ科だったの??という分類があって面白いですよね。「ベリー系」と一括りにしているブルーベリーとラズベリーは、科が違っていて育て方も違います。クローバーがマメ科というのも、私は自然農法を学ぶまで知りませんでした。