ガーデニング コンパニオンプランツ実践

【コンパニオンプランツ実践】スイカ

畑の中にスイカが転がっている
RICA
RICA

さて、各論。

はい、スイカ。

マーブル
マーブル

夏と言えばスイカというほど身近で無くてはならない植物です。それなのに、育てるには技術が必要で、力量が実の出来栄えに大きく反映されます。家庭菜園では憧れの植物とも言えます。

ウリ科なので、病気などは他のウリ科と大して変わりません。ですが、あの糖度を実現するためにプロは肥料をたくさん使用します。結果、病気の発生が多くなり素人には管理が難しくなります。自然農法では、巨大で激甘のスイカは期待できません。成長段階に合わせた追肥もそれを抑える薬剤散布もできないからです。それでも最大限大きく甘くすることはできます。甘さで言えば、自然農法の作物は糖度を蓄えて甘く濃くなる事も多いので、、、濃縮されたような食べ応えを得ることは可能です( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ウリ科はみんな同じような混植で、トウモロコシ・エダマメ・スナップエンドウ・キヌサヤ・バジル・ネギ・マリーゴールドを入れます。トウモロコシは必ず植えているわけではありません。

成長促進:エダマメ・スナップエンドウ・キヌサヤ

病気予防:ネギ

防虫・バンカー:バジル・マリーゴールド・ネギ・ルッコラ(スイカ用というわけでもない)

スイカと相性の悪い植物は以下の通りです。

トマト:生育環境が違うため一緒にする必要がありません。

ウリ科:病気を共有してしまいます。

ジャガイモ:栄養を奪い合い、病気もうつってしまいます。

フェンネル:どんな植物とも競合する孤高のハーブ。他の植物成長を阻害するアレロパシーが強く、周りの植物は育ちにくくなります。

たくさん植える事に関しては、トマトの回をご覧ください。

ウリ科はうどんこ病が厄介です。慣行農法と有機農法をやっていた時は、うどんこ病でカボチャとキュウリが枯れてしまいました。日に日に真っ白になって枯れていく葉っぱたち( ゚д゚)薬をかけようが、酢と木酢液をまこうが、出てからでは何も効果がありませんでした。肥料と病気は隣り合わせなのです。正しい薬の知識をつけ、ガチで防除しないと!!出てからでは遅いのです。慣行農法の方は、本気の防除をお勧めします。

自然農法を初めてからも、毎年うどんこ病は出ます。でも下葉4〜5枚のところで止まります。おそらく、肥料が効いていた部分です。私の畑には、いろんな場所(DCM・ジョイフルエーケー・花のとびつか・雪印種苗・花の菜・道の駅)から購入した苗も植えています。購入した苗には必ず肥料が入っています。その効果が下葉4〜5枚のところまで効いている気がします(・∀・)詳細は分かりませんが肌感そんな感じです。過酷な環境に放り出され、自分で栄養を探すうちに強くなった葉っぱたちは無事なのかもしれません。ちなみに、うどんこ病の葉っぱは取らず、そのままにしています。畑じまいの時もその場に置き去りです。そんな事したら畑中がうどんこ病に!?、、、なりません。他の病気やら虫やら、、、いろんなものがお互いを抑え合い三すくみ、いや千すくみの様な状態なのですw 何かが蔓延るなんて許されない。

また、ウリ科は窒素が多すぎると、うどんこ病だけでなくツルボケ(栄養成長から生殖成長に切り替わらない)になりやすい植物です。葉っぱは茂るものの実がつきません。窒素の供給を目的に、マメ科をたくさん植えていますが、今までツルボケたことはありません。また、ツルはいろんなところに掴まりたいと思っています!!!こことても大事です。テストに出ます(・∀・)ツルが掴まれるような雑草などは必ず残しておきましょう!!!!!かわいいツルが、一生懸命くるくる巻いてしがみつく姿に悶絶。逆に、絡みつかれて困るような植物は近くに植えない方が良いと思います。絞め殺されます_:(´ཀ`」 ∠):

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